明けましておめでとうございます。
私は今年のお正月も仕事漬けでした(笑)。私の仕事場は東京の都心にあるんですが、電話もかかってきませんし、お正月はとても静かなんです。集中してバリバリと仕事をする事が出来ましたね。
また今日は2003年初めてのサイン会ですが、こんなにたくさんの方にお会い出来て本当に嬉しいです。
皆さんとお会いしてお話するのを楽しみにしてきましたので、後程一言ずつお話したい思います。
 
 
 
 
 
 
●最新作に込めた想い●
私の作品には、ギリシャ神話をモチーフにした星座の絵と私が考えた未来の理想の地球の姿を描いた「セレスティアル・エクスプローリング」シリーズがあります。今回は「セレスティアル・エクスプローリング」シリーズからで、空にオーロラがある極北地方を描きました。何故こんな寒い場所から春が始まるのかと不思議に思われるかもしれませんが、太陽の出ない真暗で寒い夜にオーロラだけが光っている極北地方の冬(12月)の世界が、1月、2月になって太陽が出て来た時、地球上で一番最初に春(太陽)の恵みを感じられる場所なんじゃないかと思ったので、この場所を選びました。
春が毎年必ずやって来るのは当たり前の事ですが、それに対して大地の恵みを感じ、感謝して祝福する気持ちを現代人は忘れかけていると思うんです。でもそれは私達が決して忘れちゃいけない気持ちだと思うので、そういう感覚を未来の理想の人達は取り戻していて、花びらを撒く事で春の訪れを祝福しているんじゃないかという想いで描きました。花びらをたくさん描いたのは、地球上のあらゆる場所に、そして見に来て下さった方々全員にこの花びら(祝福)が届いて欲しいという想いからです。

●最新作の見所●

この作品は、「ハーティウェルカム」3部作と全く同じ舞台のほぼ同じ時刻の景色を見下ろしている感じなんですね。「セレスティアル・エクスプローリング」では、人類は殆ど星の世界に移り住んでいて、星の世界から私達の故郷である地球を訪ねて来ます。その時、最初に訪れる場所が真ん中に描いたオパールゲートで、ここをくぐって地球を旅します。絵の左側にあるのは「ホワイトパレス」で描いた宮殿です。橋の上にいる人物もほとんどおなじところにいます。近くで見ないとわからないのであとで確認してみてください。
私は皆さんにこの絵の世界に入って、遊んでもらいたいんです。みな一連のお話の中で創っていますので、その関連性等も見ていただくと面白いと思います。
 
 
 
 
 
 
「銀河鉄道の夜でタイピングソフト?」って、不思議に思われるかもしれませんが、不朽の名作“銀河鉄道の夜”の物語を打ちながら練習して、一通り終わる頃にはキーボードが上手く打てるようになっているという画期的なソフトです。
私は、大好きだった“銀河鉄道の夜”を母に読み聞かせてもらっていた子供の頃から空想するのが好きで、この物語のとても不思議な言葉や見た事もない風景を想像するのはなかなか難しいんですが、言葉を頼りに色んな事を想像しているうちに、想像するのが得意になったのかもしれません。多分、この物語に出会ったから、自分でお話を創ったり絵を描いたりするようになったんじゃないかと思います。だから、この幻想世界の入り口のようなお話を絵や映像にしていくお仕事はとても楽しんで出来ましたね。
あとタイピング練習が一章終わる毎に絵や映像が流れるんですが、その音楽は弟(作曲家)につけてもらったんです。色々注文をつけたので、「注文の多い兄」といわれていましたけど(笑)。
 
 
 
 
 
 
私も待っていましたし、ファンの方もすごく待っていただいていたものなんです。いつも「画集はいつ出るんですか?」と聞かれる度に、「いつでしょうね」と心苦しい答えをしていましたが、ようやく出る事になりました。今年の海水浴が出来る頃には出るんじゃないかと思います(笑)。おそらく色々と発表のイベントなんかもあるかと思うので、是非皆さんお出掛けください。
 
 
 
この後、待ちに待ったサイン会が始まりました。
会場に詰め掛けた大勢のファンお一人お一人には、
KAGAYAご自身から感謝の言葉が伝えられるなど、
温かい交流が持たれました。